
「つぼで体調がよくなった」「足つぼマッサージでむくみがとれた」など、「つぼ」という言葉はよく聞く言葉です。
「つぼ」とは一体何でしょうか?
東洋医学において『「つぼ」とは経穴のことで、気が出入りするところ』と定義されています。
人間の身体には、約365穴の「つぼ」があるとされ、その経穴を結んだ脈絡を経絡といい、すべて内臓器官とつながっています。
その「つぼ」に刺激を与えると、その部分の働きがさかんになり、血行がよくなる。
そして、身体の働きが正常になる。といったしくみです。
医療行為ではなく、身体の異常と関係のある「つぼ」の位置に、物理的な刺激を与えることで血液循環が良くなる方法といえます。
頭がボーっとしているとき、肩や腰が凝っているときなど、その「つぼ」をぐいっと押すととても気持ちよくなります。
薬も、医者も必要なく自分で手軽にできるのが「つぼ」人気の理由の一つでしょう。
では、バストアップに効く「つぼ」とはどういったものでしょうか?
だん中(だんちゅう)とは、女性ホルモンの働きを促進するツボで、バストアップに効果的なツボ☆
左右の乳首を結んだ線の中央に位置します☆
指で押すと、痛みを感じる場所です☆
だん中は、バストアップ効果だけではなく、肌を美しくする働きもあります。
また、だん中はストレスにも有効なツボといわれています。
マッサージの仕方は、ツボに指をあて、3秒押して3秒離します。
これを何度か繰り返して下さい
力の入れすぎに注意!
天渓とは、バストアップには重要な乳腺の発育と深く関係しているツボです。
バストと胸部の境目、乳房の輪郭線のわきにあり、乳頭の高さに左右にあります。
天渓をツボ刺激する場合は、左右の乳房を持ち上げるようにして、
親指を使い内側に向かって押して下さい。
また、ツボ押しはお風呂に入りながら行うと、より効果が期待できると言われています。
お風呂の中でリラックスした状態でツボ押しをすることで、ストレス解消にもつながります。
屋翳(おくえい)とは、バストトップの縦のライン上にあるつぼです
乳房の膨らみの少し上の部分を優しく指圧します。
軽くゆっくり押して、指をぱっとはなすのがコツ!
ツボを3秒押して、3秒離すという方法で行ってみて下さい。
屋翳を刺激する事で、血行がよくなったり代謝が促進されるので、女性ホルモンの分泌がうながされます。
ツボ押しをするときに、バストアップマッサージも一緒に行うと更に効果的です!
膺窓(ようそう)は、第三肋間の乳頭線上にあります。
鎖骨と、乳首の間くらいに位置します。
膺窓を刺激する事で、乳房に直接刺激が与えられるので、乳房周辺の血行や代謝がよくなり、乳腺の働きを促進すると共に、ホルモン分泌も活性化するといわれていますのでバストアップに効果的なツボ!
また産後、母乳の出が悪いときに膺窓を指圧する事で、スムーズに母乳がでるとも言われています。
蒸しタオルなどで暖めて、血行をよくすることもバストアップ効果へ期待が持てます!
渕腋(えんえき)は、バストアップに効果的なツボだといわれています。
渕腋は、脇の下にあるツボで乳首から脇側に10センチ位のところにあります。
押すと痛みを感じる場所!
渕腋を刺激する事で、肌にハリがもてたり、背筋を伸ばし姿勢を正しく保ちやすいようになり、血行が良くなるため、バストへの
栄養が効率よく補給されるようになるなど、様々なバストへの効果が期待できます!
全胸部には、バストアップに期待ができるツボがいくつかあるので、色々試してみるとよいでしょう!
中府(ちゅうふ)は、鎖骨外端下のくぼみから、親指の太さくらい下の位置にあります。
肋骨の上から二番目を指で外側に向けてマッサージすると、腕の付け根にぶつかる少し前にあります。
中府を押すと、少量の力で圧痛が生じます。
中府は、肺経の気が集まるツボという意味があり、呼吸機能を高めたり、呼吸器症状がある場合には軽減させる効果もあり、風邪予防や咳止めなどにもよいといわれています。
また、中府のあたりを8の字マッサージすると、大胸筋のリンパの流れがよくなり、バストアップにも期待が持てます!
乳根(にゅうこん)は、乳頭の真下にある第五肋骨間にあるツボ。
乳頭から、指2本分下にいったところにあります
乳根を刺激すると、バストアップに欠かせない女性ホルモンの分泌や、リンパの流れが促されるためバストアップ効果に期待が持てます。
また産後、母乳が出にくい方は母乳が出るのを促す効果があります☆
乳腺炎や、胸脇痛にも効果的だといわれています。
お風呂の中や入浴後など、リラックスした状態でツボ押しをすると、バストアップや美しいバストへの助けとなるツボです。
指でツボを3秒押して、3秒離すこのマッサージを何度が繰り返します
力の入れすぎに注意して、優しく行って下さいね!
神封(しんぽう)は、前胸部の第四肋間隙にあるツボです。
神封をツボ押しで刺激する事によって、「心臓病」「狭心症」「動悸」「息切れ」「肋間神経痛」「せき」などに効果があると言われています
その他に「美容」、特にバストアップやボディラインをきれいにするなどの効果も期待できるようです。
また、バストアップに欠かせない女性ホルモンの分泌が促されるので、バストアップはもちろん、美しいバストを保ち、身体全体の老化防止や母乳が出にくい場合などの助けとなるツボです!
膈兪(かくゆ)は、背中の第七胸椎と第八胸椎の間で、指二本外側に位置するツボです。
膈兪は、横隔膜の変調を調整する効果があるので、しゃっくりを止めるときなどに指圧してみると、解消できるとも言われています。
また、胃腸の調子を整えてストレスを減じてくれる効果があるほか、眠気を解消!
胸部の痛みを和らげたり、不眠症の解消など、自律神経を整えてくれる働きがあります。
自律神経の働きは、バストアップに欠かせない女性ホルモンの働きに大きな影響を与えるため、膈兪を刺激することでバストアップや美しいバストを保つ助けとなる働きが期待できます!
肺兪(はいゆ)は、大椎という首の後ろにあるコリコリした部分から、背骨のくぼみを下に3つ数えたところから、両脇に指1本半くらい外側に位置するツボ。
素人には、探すのが少しむずかしいツボです××
肺兪をツボ刺激すると、様々な効果が期待できます。
胃腸の調子を整える働きがあるほか、血行の流れをスムーズにするため肩こりや、冷え性の解消!
バストアップや、身体全体のラインをきれいにする新陳代謝を促進など、更に呼吸器官の調整や、脱毛予防などにも効果があるといわれています。
背中の上半分をホットパックやカイロなどで、温めると良いです!
身柱(しんちゅう)は、首の付け根にある出っ張っている骨から下へ背骨のくぼみが3つ目を数えたところに位置するツボ(第3胸椎棘突起の下)子どもには、万病に効くといわれており、毎日身柱を刺激する事で健康増進効果が得られます。
また、バストアップに欠かせない女性ホルモンや新陳代謝の働きを促進するので、バストアップや美肌効果。
ボディラインをキレイにするなど、美容に関する様々な働きに期待が持てます。
低血圧や、脱毛予防にも効果的だといわれています!
巨闕(こけつ)は、おへそとみぞおちの直線状にあり、みぞおちにあるとがった骨(剣状突起)から、下に指2本分のところに位置するツボ。
吐き気や嘔吐に効くツボの1つとして知られています。
また、巨闕を刺激する事で血行がよくなり、肩こりや首の痛み・頭痛・食欲不振などにも効果的など、様々な働きを促します。
バストアップや、美容に関係する働きを助けるツボでもあります。
ストレスにも効果的だといわれています!
関元(かんげん)は、おへそと恥骨間を5等分して、おへそから3/5のところに位置するツボ。
簡単にいうと、おへそから指3本分ほど下の位置で、丹田(たんでん)とも呼ばれる場所!
関元は、小腸の吸収機能に作用し、健康促進などに効果があることで知られています。
また、女性特有の生理通を温和したり、バストアップに欠かせないホルモンの分泌を促進!
ホルモンのバランスを調整する働きがあるともいわれています。
そのためバストアップや、ボディランをきれいにしたり、髪や肌にツヤ・ハリを持たせる助けとなるツボのひとつです。
このツボに手を当てて、腹式呼吸を行なうとストレスや疲労に効果的だといわれてます!
輙筋(ちょうきん)は、わきの下の下方にあるツボで、真下より指1本分、手前に位置するツボ。
輙筋をツボ刺激すると、咳が酷いときや、ぜんそくなどの際に呼吸が楽になるといわれています。
また、輙筋付近を指圧・マッサージすると、リンパの流れが促されるのと同時に、バストアップやボディラインをキレイにするなど、美容効果も促す助けとなるツボのひとつ。
是非参考にして実践してみて下さい(^_^)ノ